合い星

こんにちわ。

最近、朝晩過ごしやすくなりました(この辺の話ですが・・・)。でも、まだ日中は暑いですね。

今日のテーマは、「合い星(あいぼし)」です。
淡交社の原色染織大辞典には「合わせ星(あわせぼし)」と載ってました。
説明によると、型紙捺染で文様を合わすため、型紙の天地両端に設けた小さな目印の孔。と書いてありました。

実物をご覧ください。
 

ほんのわずかな点です。直径1mmあるかないか位です。我々は仕事しててよく見るので見慣れてますが、気になる方は気にされるようで、何年かに一度はこの合い星を消して欲しいという依頼があります。

仕立てるときに出ないようにしたてればよかったのかも知れませんが、柄の都合や或いは、仕立てる人も気にしなかったのかも知れませんね。
こんな小さな点でも、地色と同じように消すには手間が掛ります。手間が掛るということはそれだけ費用も掛る訳で。。。

お手軽に消す方法もありますが、その場合は地色と同じという訳にはいきません。どちらか選んで頂いたら、後者の方になりました。
その様子はこちら
 
よく見るとわかりますが、着用してるレベルではまずわからないと思います。

では、また。