振袖のしみ抜き(黄変)

こんにちわ。

久しぶりの月2回更新です。先日、大学の友人に会った時に、「ブログまめに更新したら閲覧数が増えるのに」と言われ、「週に1回くらいは更新しようか」と言ったら、「携帯でも出来るんだから、毎日しろ!」と言われたのですが、さすがに携帯でしたことないしー、毎日は厳しいけど、なるべく頻度を上げて行きたいと思います。
携帯は、少し前に今流行りの?スマホというやつにしたのですが、慣れないせいか、メールなどすこぶる打ちづらいですね。すぐに対応出来ないあたり年老いたのでしょうか?ガクーリ_| ̄|○

閑話休題、今日は、短めでしみ抜き編です。

振袖のしみ抜き(黄変抜き)です。

ここ数年よくあるのですが、成人式に着るきもののパターンとして、
・新しいものを買う
・貸衣裳を借りる
・母親のを着る
というのがあります。

今回は、その母親のを着るのパターンのやつで、タンスから出してみたらシミがあったので取ってほしいというパターンのやつです。岡山では、やつ=ブニと言ったりしますが・・・。例えば、「そこの黄色いブニ取って」などという使い方をします。決してワタクシだけではないと思います。

また話がそれてすみません。

では、いつものBefore Afterを
まず、しみ抜き前を2か所

で、こちらがしみ抜き後です。

左が袖の丸み付近で右側が後ろ見頃です。

シミの種類には、水溶性のシミ、油性のシミ、タンパクのシミ、タンニンのシミ、色とありますが、色以外のシミは酸化すると黄変します。黄変と言っても、薄く黄色くなる場合もありますし、茶色くなる場合もありますが、ここでは全て黄変と言います。
汗のシミなどは、付いたばかりの時は、ほぼ透明でわかりませんが、放っておくと黄色く変色してきます。
ですから、着用してしばらく着ない場合は、是非お手入れしてからしまいましょう。黄変してからお手入れに出すのとそうでないのとでは、金額がかなり違ってきます。
お手入れは是非当店にお願いします。

短めといっても結構長くなりましたね。

では、また。