ア●ック2五に出演してきました。

先週の木曜日に大阪まで行き、ア●ック2五に出演してきました。

感想を一言で言えば、「楽しかった」です。児玉清さんはオーラがあり、すごく魅力的な人だなと思いました。ワタクシも普段、時々児玉さんのマネをしたりしてたのですが、あのオーラはマネできませんね。

目標は、「3回立ちながら勝つ」でした。結果は、ネタばれしてしまうので言いませんが、興味がある人は放送を見てみて下さい。放映日は2月7日です。

結構緊張しました。普段、テレビで見ているときは、バンバン答えられるような問題も、実際だとイージーミスしたりしますね orz。

それはさておき、これだけでは内容としてつまらないので、今日は普段聞かれる事をもとに書きたいと思います。

ちょくちょく聞かれるのが、自分できれいにするようなアイテムはないのかということです。

意図するところは、ちょっとシミがついたとか、衿だけ簡単に拭きたいということらしいですが、はっきり言ってワタクシはお勧めしておりません。
決して、自分がかわいくて言うのではなくて、勧められないからです。

以前、ある呉服屋さんから聞いたのですが、あるきもの加工メーカーが販売している衿拭き用の液があり、それで衿を拭いてやるときれいになるのだと。やり方としては、タオルを引いた上に衿を伸ばして広げ、その上からその液を掛けてタオルで叩いてやるときれいになるとの事。

「それって掛け衿の汚れが、地衿に染み込んでるだけじゃないですか?」というと、それ以上、何も言われませんでした。

実際にワタクシが使ってみたわけではないので、その液についてはなんとも言えませんが、もし地衿に染み込んでしまっていたら、掛け衿が使えなくなったときに、地衿を見せかけの掛け衿として使えなくなってしまう。

自分で出来ることは、自分でしたいという気持ちはわからなくもありませんが、お勧めしない理由は、まず、自分がそういうやり方をしないということと、素人の方がされるとかなりの確立で生地にスレを出してしまうからです。

実際に自分でやってスレを出した着物をいくつも見ているからです。きもののスレというのははっきり言って完全には直りません。特に程度のひどいものは。
程度の軽いものは直ったよう見せることは出来ます。でも、構造上完全に直すのは無理なのです。

またたまにあるのが生地の染色堅牢度が悪く、色がにじんでしまったり、色落ちするケース。しみ抜きしてても、「嘘っ!」って思うくらい色が出るものもあります。

餅は餅屋で、やはりそこはプロに任せるべきだと思います。使っている道具も技術も違うのですから。。。

きものについたシミとかけて、電線に掛かった凧ととく、その心は、自分で取ろうとしないで下さい。

お後が宜しいようで。では、また。