紋洗いPart2

 こんにちわ。

 しばらくぶりの更新です。多からず更新を楽しみにおられる方、申し訳ありませんでしたm(_ _)m。

 すっかり過ごしやすい気候になりましたね(この辺りの話ですが...)。

 この間に、十三参りも済んでしまいました。今年は、姪っ子がお参りした為、その様子を少し。
 
 真中にきものを着てちょこんと(背丈はかなりでかいが)座っているのが姪っ子です。本人の許可は取っておりませんので、後姿のみの掲載とさせて頂きます。あしからず。

 今日の本題の紋洗いです。

 以前、紋洗いは掲載した事があるのですが、紋自体が黄色く変色した場合でした。
 今回は、紋泣きの場合です。
 「紋泣き」というのは、紋に雨など水分がつくとその周りの染料がにじみ出て紋を汚す事をいいます。「紋が泣く」という表現をします。

 で、紋が泣いたやつがこちら、

 紋の右下の方が泣いておりやす。

 で、紋洗いをしたやつがこちら、

 
 引き(左側)の写真の方を見て頂くと分かると思いますが、衿のぐしが見えていると思います。という事でこれは左の抱き紋だという事が分かると同時にインチキではないという事がお分かり頂けると思います。いつも写真を撮るときに思うのですが、インチキだとは思われないように撮るにはどうしたらいいか考えながら撮っております。柄が近くにあれば、柄を入れてとるとか。

 ちなみに、これは喪服ですが、数年前から弊社で紋を入れたものは紋泣きしないようになっております。紋入れは是非当店で!!

留袖、喪服からのしめ(祝い着)、訪問着、色無地への抜き紋、縫い紋まで様々な紋入れに対応しております。

では、また。