研修旅行2012 2日目

こんばんわ。

前回の続きです。

1日目は、松阪木綿の見学の後、鳥羽の相差に行き、そこで止まりました。

ところで、「相差」って読めますか?ワタクシ初めて見た時、「あいさ」だと思ってました。正しくは「おうさつ」です。絶対読めませんよね。

閑話休題、2日目は相差を出発し、伊勢神宮に行きました。2日目は伊勢神宮にお参りして帰るというコースです。正確には伊勢神宮の「外宮」「内宮」と猿田彦神社です。

まず、最初に外宮に行きました。「外宮」も「げぐう」だと思っていたら、「げくう」とあちらの方は仰っていました。でも、感じに変換する際は、「げぐう」と打たないとうまく出て来ません。「げくう」と打つと「下食う」などと出て来ます。
また、脱線してしまいましたが、外宮に到着すると、なにやら物々しい雰囲気。

装束をお召しになった方と皇宮警察の方達がいらっしゃいます。「お出迎え御苦労さまです」などとは決して思ってませんよ。

何事かと思い、皇宮警察の方に聞いてみました。一人目の方は、ちゃんと答えてくれませんでしたが、それにもめげず、二人目の方に聞いてみると、「皇太子様の代理の勅使がお見えになる」とのお答え。なるほどそうか。

先にお参りして帰る途中、その勅使の方と出くわしました。直視しても良いのかなどと下らないことを思いつつも、写真は撮っても良いとの事でしたので、パチリ
 

ちなみに、外宮は正式には「豊受大神宮」と言い、豊受大御神(とようけおおみかみ)を祭っているそうです。この豊受大御神は、内宮の御祭神である天照大神の食事の世話をする神様との事。よって、衣食住すべての産業の神様であるとの事です。

その後、内宮へも参拝しました。その時、またしても勅使の方と遭遇。しばし、足止めされました。
内宮では、神楽の奉納もさせて頂き(参拝料は別の方がされました)、貴重な経験をさせて頂きました。

この辺りで行われる、備中神楽とはまた異なり、厳かな感じでした。

それから、最後に猿田彦神社にも参拝させて頂きました。そこの宮司の方からお伺いしたのですが、伊勢神宮には賽銭箱がありません。確かに、そうでした。白布を敷いている場所があり、皆そこにお賽銭を投じています。明治3年までは、賽銭を投じることが禁止されていたそうです。伊勢神宮では個人的なお願いはしてはいけなかったのだと。お願いして良い事は、二つ。日本の国の繁栄を願うことと天皇家のいやさかを願う事だそうです。なるほど、勉強になりました。

では、また。